スピリチュアルケアのおはなし

スピリチュアルとは?スピリチュアルの意味を簡単にご説明します

スピリチュアルという言葉を最近よく聞くようになりました。時代も令和になり、もう怪しいイメージではなく誰もが理解できる身近な言葉になってきたと思います。私の理解しているスピリチュアルについて簡単にご説明しますね

スピリチュアルとは

英語でspiritual。「霊性」「精神性」「魂の」

自分がこの地球で何のために生まれ、何を経験したかったのか、天命を知る存在が魂~Spirit。その魂に関することがスピリチュアルです

さだまさしさんの唄「いのちの理由」にヤブキユミさんの素晴らしいイラストがついたPVがあります。

とてもわかりやすいのでオススメです(一目瞭然!)

魂が体に宿って誕生するまでは、この動画でスッキリされると思います。

みなさんはご自分のことを考える時に「体」と「心」にわけて考えていませんか?

でも実際にはもう一つ「魂」があります。

海外では「ボディ(体)マインド(心)スピリット(魂)」でとらえるのが一般的ですよね。

動画で可愛く描かれているように、ボディ(体)という入れ物に魂が宿って命となり、成長とともに心が育っていく、という感じです。

体・心・魂が別のものであるという意識をしないと、スピリチュアルという言葉がいつまでも理解できないかもしれません

肉体にもテーマがあります

さらに、魂が宿るボディ自体に先祖代々受け継いでいるテーマがあることも知っていなくてはいけません。

魂の入れ物にすぎないという考え方もあるようですが、私はまったく違うように思います。肉体そのものに個性があり、テーマがあります。

だからボディが持つテーマと魂のテーマがかけ離れていると、自分の内側で葛藤が強くなってしまいます。そういう方は小さい頃から自分であって自分でないような、自分でも理由がわからない不思議な経験を何度もしているはずです。特に幼少期から10代までは生きづらさを感じることでしょう。

自分の肉体が持つ癖、習慣、考えグセ、喜びなどと、魂の持つそれとは同じではない

まずはボディ・マインド・スピリットは別の存在なのだ、と意識をかえることで様々な問題の糸口がほぐれます。

これは二重人格といわれるようなものとは違うものですが、自分の中で相容れない考え方が存在するので混乱してしまうことが多いようです。自分を責めたり、異常なのではないかと考えて苦しんでいる方はどうか今日からその考えを手放してくださいね。

でも肉体と魂のテーマが似ている人は、人生に矛盾を感じることはないのでスピリチュアリティについて考える必要性がありません。純粋に人生を楽しみ、矛盾なく心と体の世界を謳歌することができます。

そういう方にとっては

「本当の自分?ナニソレ?」

「衣食住でなんの問題もないのに、何を悩んでいるのかわからない」

というようにスピリチュアルの問題に無理解なことも多々あります。

そういう方は人生の終末期になってはじめて命の不思議にふれ、「自分はこの人生で何をしたかったのだろうか?」というスピリチュアルテーマに目を向けることも多いのです。

私が日々サロンでお逢いしているのは「自分らしい生き方とは何か?」「自分はこの地球で何を経験したかったのか?」というスピリチュアリティの問題に早くからとりくんでいらっしゃる方々です。

なんとなく日常で感じる違和感や、自分らしくない感覚、閉塞感、そういったものに向き合うことは贅沢なことでしょうか?

そんなことはありません。スピリチュアルの問題は命に関わることさえあるのです。

「自分はなぜ生きるのか」という壮大なテーマに向き合いたくても、多忙な毎日で時間もとれないままいると、自分がこの人生で何をしたかったのかがわからなくなり、生きている意味がわからないという理由で命を絶つという極端な行動に出る可能性もあるのです。

スピリチュアルな問題は贅沢病ではなく、繊細な人だけの想いではなく、現代を生きるすべての人が向き合う問題なのです。

自ら命を絶つ前に・・そしてボディの終末期になる前に・・元気に生きている今この時に、スピリチュアリティのテーマに向き合い、天命を見失わないことが大切だと私は考えています

スピリチュアルってなぁに?と素朴な疑問をもった皆さまは、これからも天命を想い出しつつ、魂の震える人生をどうぞお楽しみください!

天命はいつも「何かになる」ことではありません。肉体が滅びて魂の存在になる時、刻まれるのは「経験」だけです。職業や形式にこだわらず、何を経験したかったのか、魂のふるえる経験ができる道を楽しめばいいだけです。

もしこれを読んでくださったあなたが「魂の約束」を思い出して明るい氣持ちになってくださったらとても嬉しいです。

これからも、私の知っている限りのスピリチュアルのお話しを少しずつ書かせていただきますね。