ペパーミント精油のメッセージ~香りが苦手な時・好きな時の意味
変化・刺激をネガティブに感じていませんか?
今あなたがペパーミントが爽やかに感じないのなら、背中を押す刺激に対して疎ましく感じていらっしゃるかもしれません。そっとしておいて欲しい、勝手にやらせて欲しいと思っていらっしゃるのではないでしょうか。また、焦りや思い込みから人の意見を聞きたくないと感じていらっしゃるかもしれません。
「調子にのっている」ときもペパーミント精油を爽やかに感じられません。逆に、自信をなくして、放っておいて欲しいと投げやりになっている時も心地よく感じないことでしょう。
そしていつ嗅いでもペパーミント精油を苦手と感じるのなら、頑固といえるほどのマイペースな方ではないでしょうか。人にペースを乱されることを極端に嫌う方は、この刺激的な香りに背中を押されることを好みません。
どちらにしても視野が狭くなり、自分の世界に閉じこもってしまって、あなた本来の力が発揮できない状況にあるのであれば、いったん立ち止まって深呼吸が必要なことを受け入れましょう。
回り道のように思えたとしても、焦りを捨てて今一度足下を見直すときがきているのです。
目覚めの時
今あなたはホッと一息、上手にリフレッシュしたいと考えていていらっしゃるのではありませんか?少し忙しすぎたかもしれませんね。
結果を出すことに集中して、今ここの日々を楽しめなくなることは、結局のところ良い結果に結びつかないということをあなたはよくご存じだと思います。
将来のこと、過去のこと、結果にとらわれて「今」に焦点があわない時はペパーミントの香りの中で気分転換するのがよいでしょう。
ペパーミントの香りは、頭にのぼった氣血を下げて直感力を高めます。深呼吸してあなた本来の力を輝かせましょう
ペパーミントは英語でPeppermint。ミントと聞いて香りが思い浮かばない方はいないほど有名なペパーミント精油のスピリチュアルアロマのメッセージは・・
ちょっと待って。今の状況を冷静に客観視してみませんか?
歯磨きやガム、煙草、リップクリーム、クールジェル、お菓子など、ミント系の精油に含まれるメントールが含まれている製品は数え切れないほどあります。
それくらい全世代に好まれ、現代に必要とされる香りなのでしょう。
理由のひとつは、ペパーミント精油のもつ多様な健康効果だと思います。
- 目を覚まさせる
- 頭をすっきりさせる
- 呼吸をすっきりさせる(ノドにも、鼻にも)
- 殺菌・消毒
- 胃をすっきりさせる
- 清涼感(冷感)を与える
- コリや痛みを緩和する
そして現代の生活は、眼や頭を酷使して上半身に氣血がのぼり、グラウンディングが弱くなってしまうという傾向があります。
そんな時、ペパーミント精油はイライラや氣血を下げ、グラウンディングして「今ここ」に意識を戻す役割をしてくれるのです。
ペパーミントはいつも「ちょっと待って、深呼吸して!まわりをみわたしてみて・・」とクールダウンを促しています。
たとえば
- 仕事で煮詰まった時
- 怒りで頭に血がのぼった時
- 悩みでモンモンとしている時
頭ばかりでひとつのことを考えて、どんどん視野が狭くなってしまう時にハッとさせてくれるのがこの精油なのです。
目の前に重い灰色の雲がかかっているようだ、と感じたら第六チャクラ(直観・直感)の力をとりもどすために、ペパーミントの香りでオーラのクリーニングをしましょう。
空想好きな方、作家、アーティスト、クリエイター、ヒーラーの方のように第六チャクラを常に使う方は、直観力・直感力を曇らせないようにするためと、夢の世界に集中して現実生活がおろそかにならないようにするために、この精油を上手に使うと良いでしょう。
ペパーミント精油のプロフィール
通称 | ペパーミント、イングリッシュミント、ミッチャム、アメリカンミント、ステーツミント |
和名 | 西洋薄荷(セイヨウハッカ) |
英名 | Peppermint |
学名 | Mentha piperita |
科名 | シソ科 |
抽出部位 | 葉 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | l-メントール、メントン、1.8シネオール、イソメントン |
主な産地 | アメリカ、フランス、オーストラリア |
体への効果 | 頭痛、筋肉痛、歯肉炎、胃痛、静脈瘤、低血圧、むくみ、床ずれ、乗り物酔い、時差ぼけ、花粉症、帯状疱疹、めまい |
心への効果 | 無気力、強迫観念、興奮(怒り) |
肌への効果 | 赤ら顔、かゆみ |
チャクラ | 5番、6番、7番 |
禁忌 | 乳幼児、妊産婦、授乳期、てんかん、高血圧使用不可。高濃度、広範囲の使用不可。神経毒性あり。 |
特記 | 虫除け、虫刺されにも使われる。ウィルス性の疾患や痛みの緩和に幅広く適用されr。 |
ペパーミント精油と精油リーディングのおはなし
ペパーミント精油は、夢中で頑張りすぎて視野が狭くなってしまっている方や、がんばっている自分を認めずに頭痛や吐き気がするほど肩こりになっている方に良く選ばれるように思います。
もしあなたが頑張りすぎて頭痛、肩コリ、首こりがひどいと感じるなら、ペパーミント精油をオイルに1%に希釈して(小さじ1に1滴)こめかみ、首筋、肩にすりこむと良いでしょう。
もしあなたが、リフレッシュしたいためにタバコを吸いすぎてしまうのならペパーミント精油をティッシュやハンカチに一滴たらしたものを持ち歩き、タバコに火をつける前に10回ほど深呼吸してみましょう。
頭が空回りをするように感じる時も、ペパーミントの香りで深呼吸することでいったんリセットすることができます。
煮詰まっている時に直観力を取り戻してくれる力強い味方ではありますが、効果が強いだけに、常用や多用は禁物です。
神経毒性作用のあるケトン類を含んでいるので、妊娠中、妊娠の可能性、子供、高齢者、高血圧、てんかんの方、神経性の疾患をお持ちの方は禁忌です。
ピンポイントで上手につきあえば、豊かな現代生活を支えてくれるでしょう。