試練の時です
多くの方が土っぽい、薬っぽい、青臭いといってカモマイルジャーマン精油の香りを嫌います。
もしあなたが、この精油の香りを苦手と感じるのなら、それは人生をできるだけ穏やかに、楽しく、和やかに過ごしたいと願っているからだといえるでしょう。
これは誰もが願うことでもあり、そう考えて当然ですし、あなたが悪いのでもありません。
ただ人生には修行のように、学びのためのつらさを経験する時期が必ずやってきます。そのとき、試練は嫌だと思ってうずくまり、波が過ぎるのをじっと待つという方法もありますが、大波に乗って思う存分人生を味わうという生き方もあるのだということを想い出しましょう。
そして、大きい波も小さい波も自分の感じ方次第で喜びにも苦しみにもなるのだということを想い出しましょう。
自己表現して痛い思いをするよりも、我慢して自分を押し殺して波が去るのをじっと待つ方が楽に思えるなら、今は自分の意思で楽な道を選んでいることを受け止めましょう。
流されているのではなく、自分で選んでいるのだ、と思えればそれで良いのです。
この波を越えれば、あなたにしか見えない美しい景色が待っています
あなたはもともと、チャレンジして自分を高めていくことに喜びを感じるタイプではありませんか?
スピリチュアリティを成長させるためには、一度つらい学びの時期があり、その中で学んだことが次のステージで必ず役に立つことをあなたは知っています。
だから、今の状況をポジティブに受け止めることができ、カモマイルジャーマンの香りを見方につけることができるのです。
素晴らしいスピリチュアルジャーニーのあなたへ、心からエールを贈ります。
カモマイルジャーマン精油は英語でGerman Chamomile。美しいブルーが特徴のこの精油のスピリチュアルアロマメッセージは・・
あなたが悪いわけではありません。忍耐の時期なのです。
あなたは今、つらい状況が続いていらっしゃるのではありませんか?
そしてその原因は自分にあると考え、自分を責めていませんか?
もしこの精油が選ばれるなら、それはきっと違います。
あなたが次のステップにいくために必要な学びを得るために、避けようのない忍耐の時期であり、どれほどうまく立ち回ったとしても、思ったように進まないという経験をする時期だと考えて、必要以上に自分を責めることはやめましょう。
カモマイルジャーマン精油のプロフィール
weblio辞書より(http://www.weblio.jp/)
名称:カモマイルジャーマン、ジャーマンカモミール、ブルーカモミールなど
学名:Matricaria recutita
科名:キク科
産地:エジプト、スロベニア
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な成分:酸化物類(去痰・抗ウィルスほか)セスキテルペン炭化水素類(特徴成分のカマズレンには抗炎症、抗アレルギー作用
体への効果:アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、床ずれ
心への効果:ストレス、不眠
チャクラ:5番
カモマイル・ジャーマン精油と精油リーディングのおはなし
精油リーディングのセッションで、この香りが大好き!という方はほとんどお逢いしたことがありません。
この精油のキャラクターは、氣難しい、とっつきにくい、口下手な賢者のイメージです。
アルプスのハイジのおじいさんみたい。
はじめは拒絶されるようで、敬遠しがちな芳香ではありますが、長く付き合うとたくさんのつらさを理解し、解消してくれる頼もしいパートナーとなります。
我慢することに慣れてしまうと、わかってもらう努力をするよりも忍耐を選んでしまいますよね。忍耐はとても大切なことですが、ひきこもってはいけません。
カモマイルジャーマン精油には、本当の貴女の氣持ちを、あきらめず少しずつ表現しよう、というメッセージがあります。
外見の愛らしい白い可憐なお花とかけ離れた複雑な香りが示す通り、「外での私」と「内面の私」に温度差がある時の強い味方になる精油です。
興味深いことに、「嫌い」と感じる方の多い精油ですが必要としている方は大勢いらして良く選ばれます。
そして単体では苦手とおっしゃる方も、柑橘系の精油とブレンドすることで好みの香りにすることができます。
柑橘系の香りは「楽しさ」を表現しているので、「人生の忍耐」に「楽しさ」を加えることで、ポジティブに乗り切ることができることを表しているように思います。
スピリチュアルアロマはどこまでも奥が深いのです。