精油リーディングとは?誕生物語

  皆さんは、ふと思いついたひらめきを、形にしたことはありますか? 何の脈絡もなくやってくる「ひらめき」は、ほとんどの場合スピリットからのメッセージです。こういう物を作りたいからと頭で考えて、うーん、うーん、とアイデアをひねりだすのとはまったく違う経緯です。 突然見えたビジョン(映像)に対して、ああ、私はこういうものを作らないといけないんだなあ・・というような感覚で、何のためにとか、何の役に立つとか、全然わからないけれどやらないといけないんだなあ・・というようなものです。 精油リーディングのメソッドもそうして生まれました。 それは2011年・・311東日本大震災がきっかけでした 私の住む湘南では地震による大きな被害はなかったものの、心理的なショックは大変なものでした。地震のあった3月から数ヶ月はサロンは開店休業状態。店舗を借りていた仲間のサロンは次々と廃業していきました。 いつどうなるかわからない時代の中で、本当に自分がやるべきことはなんだろう 多くの日本人が転機を迎えたように、様々なことがおこり、私も自分を偽ることなくメッセンジャーとしての役割を全うしなければならないのだと強く感じました。 覚悟が決まるとすぐにスピリットガイドから精油リーディングのメソッドをつくりあげるようメッセージがきました。 それは、一本の茶色い小瓶にクリスタルがゆれている映像でした。 スピリットからのビジョンが届きました でも突然こんなの作れっていわれてもあまりに雲をつかむような話で・・ アロマ製品を取り扱っていましたので、ボトルはすぐ手配できそうでしたが、中身は?何のために?どうやって使うの?ということがまったくわからない ただ、悩んでいる方がご自分でメッセージを受け取れるようになるために、こんなモノを作ることになるんだなあ・・という漠然としたイメージです。 皆さんも、こんな思いつきを現実に形にすることがいかに大変か想像していただけますよね。私も日々に追われて行動に移さずにいました。 必要な時に必要な人があらわれる日々 すると、翌2012年になるとサロンにいらっしゃるお客様から「わかりやすい言葉でアロマのメッセージを受け取れるものがあればいいのに・・」と何人も何人も言われるようになりました。 行動しない私にスピリットガイドがお客様の声を通して催促していることは明確でした。 それでも忙しさにかまけて行動に移さずにいると、ついに知人のヒーラーさんが訪ねて来て 「あなたが全然動かないから、私のところへ催促のメッセージがきましたが、スピリットガイドに何かアロマのメソッドを作るように言われていませんか?」 と、面と向かって言われてしまいました。 そうして重い腰を上げて、今までおこなっていた独自のアロマカウンセリングをベースに、試行錯誤が始まったのです。 中身はわからないけれど、8本のボトルで、チャクラに対応している、ということはわかっていました。そして瓶にはクリスタルが揺れていました。 私は不器用なので、チャームなど作れません。 するとサロンでチャネルのセッション中に、そのボトルと似たビジョンが見えるお客様がいらっしゃいました。 そこでボトルのイメージを伝えて「こんな感じの作れますか?」というと、あっという間に形にしてくださいました。 それが今も使っているリーディングボトルです。 その方は、これからクリスタルを使ったアクセサリー作品を作っていきたい、というご自分のビジョンをお持ちの方でした。 今考えると、それも本当に不思議な出逢いです。 新月、クリスタル、肝心のブレンド さて次はいよいよ中身です。 このボトルの中身をつくる日は「新月」である、というメッセージも来ていました 月のエネルギーが必要なのだそうです そして新月のたびに30種類以上の精油を使ってブレンドの思考錯誤です こんなテストボトルを何回も作りました。 どれが正解なのか、どういうクリスタル、どういう色、どういう香の組み合わせが正しいのか・・本当に手探りの毎日。 やがて試行錯誤の上、28種類の精油とブレンド内容も決まり中身が完成しました。 仕上げの浄化方法 いよいよ仕上げの段階です 仕上げに「浄化」が必要なのはわかっていましたが、それは月光でもなくクリスタルでもなく(両方中に入れているからでしょうか?)、ホワイトセージの煙でもなく、塩でもなく・・・ 考えあぐねていた時シンギングボウルと出逢いました その時の私にシンギングボウルの知識も技術もありませんでしたが、「これだ!」という確信がありました。 不思議なタイミングでシンギングボウルはすぐに手に入り、基本の鳴らし方も教えていただくことができました。 シンギングボルの音はまるで何十人ものお坊さんがお経を唱えているようです。 悩み傷ついている人々をこれ以上 … 続きを読む 精油リーディングとは?誕生物語